盲導犬を使用しているために、飲食店などへの入店を拒否されたり、人工肛門(オストメイト)を付けているために、
ホテルの大浴場の使用を拒否されたり、そんな例はいまだに絶えない。
盲導犬を自分の体の一部だとか、私の「目」だとか言っても、犬はあくまでも犬に過ぎない。
世の中には犬好きの人も多いが、犬嫌いな人もおおい。
犬を怖がる人もいる。
補助犬法が施行されていて、盲導犬の入店は法的に認められているのだといくら言っても、犬嫌いの人には通じない。
オストメイトは完璧に出来ていて、絶対に漏れることはないのだといくら言っても、それを信じなかったり
目にするだけでも嫌だといって、入浴を拒否されたり、不合理だと思うことは多くても、
現実は現実として認める他はない。
喧嘩をしてみてもこじれるばかりだ。
世の中には数の力と言うものがある。
現在盲導犬の使用者は、やく一千名にすぎない。
社会からみれば少数派である。
オストメイト装着者は全国にやく20何人はいるという。
それでもなお、少数派であることに違いはない。
もし、社会の一般現象だとすれば、それを社会は認めるだろう。
しかし、少数派である限り、おそらくk拒否され続ける場面はなくならないであろう。
それに耐えて生き続ける他はないのだ。
1957年、国産盲導犬第1号「チャンピー」活動かいし。
77ねん、盲導犬を同伴しての国鉄の自由乗車実現。
78ねん、国の通達で、バスの自由乗車実現。
80年、国は国人宿舎に盲導犬使用者の宿泊に協力するよう通達。
81年、国が飲食店などに協力するよう指導。
2003年、身体障害者補助犬法が完全施行。
14年、日本が障害者権利条約批准。
10月6日(木)

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