第34回「ガレージセールinあさか」も、買い物に来場してくれた方々・出店者・各企業・ボランティアなど、多くの皆さまのご協力で、いつものように開催することができました。ありがとうございました。なお、会計報告については後ページを参照して下さい。
毎年、今頃の時期になると、小学校四年生を対象にした総合学習が始まります。視覚障害者が2人学校に行き、講義をしています。総合学習をした朝霞第六小学校の生徒の作文が載っていますのでご覧下さい。しかしこの総合学習には疑問があるのですがね・・・機会があればじっくりとお話したいと思います。
さて、NPO法人・障害者も地域でともに「コーヒータイム」では、2004年1月から視覚障害者のガイドヘルパー講習会を行います。なお、今回からは、埼玉県指定の講習会となります。
第34回「ガレージセールinあさか」が、去る9月28日(日)に開催されました。出店ブースは、春に比べるとすこし少なめになりましたが、とは言え、190ブースほどが出店。朝早くからたくさんの人で会場内は埋め尽くされました。
今回は、出店者そしてご来場の皆さまのご協力で、会場前の路上駐車もほとんどなく、無事に終了することができました。この「ガレージセール」の収益金につきましては、視覚障害者向けデイケア施設「レモンの木」の支援をはじめ、今年4月より実施している視覚障害者の移動の自由を確保するための「ガイドヘルパー派遣事業」のバックアップに利用させていただきます。
そして、今回も本当にたくさんのボランティアの皆さまにご協力をいただきましたこと、心より感謝いたします。
私がこの病気(網膜色素変性症)と宣告されたのは、平成4年のことです。
最初はどんな病気なのか自分自身理解できませんでしたが、元々、楽天的な性格なので気軽に考えていました。そのうち、白内障を病み、見えないことの不自由さを身に感じとり、この世は宇宙時代なのに、医学的に治せない病いが存在するとは信じられないものがあります。
いろいろ考え、悩んでも、前進なし。と気持を切り替え、自分がこれからどう生きれば良いかを見つめ、ボーッとしていては、頭の中まで、視野が狭くなってしまうと思い、点字の学習をすることにして「レモンの木」を訪問して今年の2月より教えて頂いております。未知の世界の勉強なので楽しく学ばせて頂いてます。
「レモンの木」に来て改めて自分の甘えに気付いた3つあります。
いろいろな場面を見る大切さを感じ学んで行こうと思います。
視覚に障害を持ちますと、様々な場面で不便を感じるものです。そして、そのような不便さをいくらかでも改善するための商品もあるのですが、通信販売が主体であり、なかなか手に触れることができません。
そこで、コーヒータイムが運営するデイケア施設「レモンの木」では、食品・衣服などの名前・情報等が音声で記録できる機器など、視覚障害者に使いやすい生活用具の展示会を、下記のとおり開催いたします。画面の文字や漢字の説明を音声で聞けるパソコン等の展示も行ないます。参加費は無料となっておりますので、皆さまお誘い合わせの上お越しください。また、お知り合いに視覚障害者の方がいらっしゃいましたら、このことを教えていただければ幸いです。
なお、開催と同時に、福祉サービスの利用など、生活に関する相談コーナーも設置しますので、お気軽にお尋ねください。
詳細はホームページに随時掲載いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
目にしょうがいがあるのに、わざわざ学校へきてくれて、ありがとうございます。せっかく学校へきてくれたのにオレイができなくてすみませんでした。その代わりに、このお手紙をさしあげます。坂本さん、ありがとうございました。ぼくらは、目にしょうがいのある人にたいしての考え方を代えました。「目の不自由な人でも、いーっぱい、出来る事は、あるんだなぁ」と。前は、「目の不自由な人はほとんどが出来ないんだ。」と思いこんでしまっていました。坂本さん、ほんとうにありがとうございました。
レモンの木のみなさんこんにちは。 この前はおいそがしいところ、ありがとうございます。私は、レモンの木のみなさんのところへ行って、「目の不自由な人のためにどんなボランティアができるか」を、調べました。お話などを聞いて、分かった事は、今の朝霞市だと、とても不便で、点字ブロックにおいてある、自転車などは、どかしたり、目の不自由な人がこまっている時はお手伝いをしてあげるということが分かりました。
それで、分かった事を発表会で、げきにしてまとめました。そのげきは、みんなにお手伝いの仕方を教えるげきです。
この間、レモンの木へ行ったときは、いろんな、お話を聞かせてくださって本当にありがとうございました。私はこれから、目の不自由な人にためにボランティアをしたいと思います。ほかにも耳や、足の不自由な人のためにボランティアをしたいと思います。これからも体に気をつけて元気にすごして下さい。
10月7日、朝から親戚のおじさん・おばさんと、和光市にあります樹林公園に歩きに行ってきました。いい運動になりました。
さて、視覚障害者のリハビリテーションを考えるとき、まず何が必要であろうか。数々の訓練が必要だが、コミュニケーション訓練、歩行訓練、日常生活訓練などは欠かすことができない。そして最後には職業訓練に進むのである。
視覚障害者のデイケア施設「レモンの木」は、歴史も浅く、まだ小さい施設である。しかし、常に利用者の自立を考えている。コミュニケーションの訓練としては、点字やパソコンの指導をしている。単独での歩行も奨励している。日常生活訓練のためには、料理教室なども実施している。そして職業に結びつける努力もしているのである。まだ本格的、体系的なリハビリテーション訓練を行なうまでには到っていないが、夢は大きく膨らませているのである。
《編集人》特定非営利活動法人障害者も地域でともに・コーヒータイム